

ニームの木は高さ15〜20mにも達する常緑高木。
マホガニーに似た芳香を出し、花は白色で蜜の香りがし、果実は丸形の緑か黄色、種子は果肉に包まれていて苦い味がする。
インドでは万病に効く、害虫を寄せ付けない木、として有機肥料などのに広く利用されている。人間には無害(お茶として使えるくらい無害)な農薬としての利用もされている。。
栽培

ニームは、もともとは比較的強い木で、暑さや乾燥に強い。しかし、芽が出てからの2〜3年は大事にしないといけない。特に冬の寒さに弱い。
砂は、水はけはいいのを使った方がいい。
冬の栽培

1年中暑いインドと違って、日本の冬にはニームは休眠する、正しい水のやり方は、
まず土が完全に乾燥したら、鉢(ポット)のふちの部分にチョロチョロという感じ。2〜3日に1回ぐらい。
すでに3年以上たった苗に、花や実をつけ、地植えに成功している例もある(福島県)
根回りを温めることが重要。
冬の間、ほぼ雪に埋もれてしまうようなところでも、根回りにわらや毛布をすることで、冬を越すことができるらしい。
鉢を戸外から室内の日当たりの良いところへ置く。
このとき棒状態になることも。でも、たいていの場合は枯れてはいない。
この棒ニームをゆすってみて、土にしっかりとついているようならまだ枯れていない。枯れた枝は、簡単に抜けてしまいまうから。
鉢カバーや、鉢を新聞紙などでくるむのも良い。

ラベル:ニーム